第5回公演 『この戯曲を演じる者に永遠の呪いあれ』

次回公演『この戯曲を演じる者に永遠の呪いあれ』の情報を公開しました。

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平泳ぎ本店第5回公演
『この戯曲を演じる者に永遠の呪いあれ』
作:武重守彦(めがね堂)
演出:松本一歩
2018 年10月19日(金)―10月22日(月)
新宿眼科画廊 スペース地下

■あらすじ

秋雨の降る深夜のサークル棟。靴音が響き、学生劇団の部室兼倉庫に明かりが灯る。

懐かしい部室に忍び込んだのは、後輩の公演をきっかけに集まったOBたち。彼らは始発電車が動きだすまでの数時間を、近況や思い出を語りあって過ごすのだった。

「また会おう」

空が白みはじめたころ、彼らは再会を約束して家路についた―はずだった。

消えた公演DVD。濡れたダンボール箱。サークル棟をさまよう影。

そしてまた、今夜も部室兼倉庫に明かりが灯る。雨はまだやまない。

■出演
小川哲也 越塚学(文学座)  鈴木大倫 丸山雄也

■公演日程 
2018年10月19日(金)―22日(月)
19日(金) 19:30
20日(土) 14:00/18:30☆
21日(日) 14:00/18:30☆
22日(月) 15:00/19:30

受付開始は開演の45分前、開場は30分前を予定
☆…アフタートーク
20日(土) 稲葉賀恵(演出家/文学座)
21日(日) 中野敦之(劇団唐ゼミ☆代表/演出家/神奈川芸術劇場館長室)

■上演時間
約90分を予定(休憩なし 変更の可能性あり)

■会場 新宿眼科画廊
〒160-0022 東京都新宿区新宿5-18-11
TEL 03-5285-8822

■入場料 全席自由・税込 
カルテットオンライン(当日精算のみ)
一般  3300円
ペア 6000円
ユース(26歳以下) 2000円(要証明書)
高校生以下 1000円(要学生証)

演劇パス(要事前決済)
一般 2700円

当日券
一般  3500円
ユース(26歳以下) 2500円(要証明書)
高校生以下 1000円(要学生証)

カルチベートチケット
2000円(公演当日、劇場受付のみでの取扱)

2018年 9月8日(土) 12時予約受付開始

■ご予約はこちらから。 
【当日精算でのご予約】カルテットオンライン
https://www.quartet-online.net/ticket/hiraoyogihonten5th
【クレジット決済でのご予約】演劇パス
https://engeki.jp/pass/events/detail/472
※予約受付締め切り→各公演当日0:00まで

■スタッフ
舞台監督・照明:浅見拓(劇団 てんしん)/音響:丸田裕也
宣伝美術:Ribitt’s works/主催・企画製作:平泳ぎ本店

■「三冠受賞タッグ 武重守彦(めがね堂)×平泳ぎ本店 再び」
去る2018年1月、平泳ぎ本店は公募された60本以上の作品の中から選ばれた『机上の空論』(作・武重守彦氏)を上演する”戯曲選抜チーム”として第3回神奈川かもめ短編演劇祭に参加し、戯曲賞・観客賞・かもめ賞(最高賞)の三冠を受賞。
本公演では、その三冠に輝いた『机上の空論』の作者、武重守彦氏(めがね堂)と再びタッグを組み、書き下ろしの新作を上演。
平泳ぎ本店と武重氏が、劇作家/俳優というお互いの領分での仕事をさらに深化させ、「言葉の芸術たる演劇でしかできないことを」さらにストイックに追い求める挑戦作。

もっと詳しく→マグカル 三冠受賞記念インタビュー https://magcul.net/topics/97331

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■武重守彦 Morihiko Takeshige
1973年、東京都生まれ。愛知県育ち。学習院大学法学部政治学科卒。
書籍編集者として約10年の会社員生活を送った後、フリーランスのライターとして独立したのを機に演劇ユニット・めがね堂の立ち上げに参加、演劇活動を再開。
2015年『銀河鉄道の夜~ミヤザワケンジ・モディファイド~』(第4回せんだい短編戯曲賞最終候補)以降の全公演で作・演出を務める。
他の作品に『間の女』、『机上の空論』、『新宿の紫のバラ』等がある。

■松本一歩 Kazuho Matsumoto
1989年生まれ 愛知県出身 早稲田大学文学部演劇映像コース卒。
シンプルなものと過剰なもの、素朴なものと込み入ったもの、わかるものとわからないもの、あるいは様式的な美しさと生身の俳優の魅力と、相反する二つのものを舞台の上に両立させる上演を志す。
「言葉でもって言葉を超える瞬間」や「言葉の芸術なのに『言葉に出来ない』瞬間」を追求する。「いいポンコツ」。

■平泳ぎ本店 Hiraoyogi Co.
2015年より活動開始。メンバーが主に俳優であり、劇作家をもたない。
俳優自身の発想を基に、ディバイジング(集団創作)により様々な演劇手法を駆使しつつ、凝ったシーンを造形していく創作方法に特徴がある。
「真剣に演劇について悩んで、真剣に演劇を愛する」(クリス・グレゴリー氏)。
2018年、第3回かもめ短編演劇祭にて戯曲選抜チームとしてかもめ賞(最高賞)を含む三部門を受賞。
オリジナル作品での海外公演を当面の最大の目標とする。野外劇の上演ももくろむ。

■「夢は一人で見るものでなく、」
平泳ぎ本店では一緒になって演劇について考え、演劇を通じて誰かと関わることにわくわくしてくれる人を、いつも心から求めています。
そして、関わってくれる人を想像したこともない場所へ連れていきたいと願っています。
特に主宰の私がポンコツなので、ドラマトゥルク・演出助手になってくれる人が必要です。
もしピンと来るものがあれば、いつでもメールやDMにてご連絡ください。
主宰・松本一歩

■なんで「平泳ぎ」「本店」?
・競泳4種目の中で最もスピードが遅い(資本主義経済にもとる非効率的な営み≒演劇)
・水の抵抗を減らし、無駄を削ぎ落とすように身体をコントロールすることでより速く泳ぐことを目指す「技術」の泳法である
・技術を極めれば形態的に不利な日本人でも北島康介選手の様に世界で戦える
・競泳選手=アスリート(≒俳優)
・俳優として我々も技術にこだわりたい
・その気になれば航続距離がきわめて長い(演劇界を長く遠くまで泳ぎたい)
・紀伊國屋書店新宿「本店」並みの「大体揃う」ラインナップを目指す(俳優、技芸、扱う作品等)

■お問合せ
TEL:090-4099-2941(劇団)
Mail:hiraoyogihonten@gmail.com

 

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