第6回公演終演のご挨拶と舞台写真と。

▼目次

  1. ご挨拶
  2. 舞台写真(撮影:北原美喜男)
  3. 座組のふり返り
  4. 今後の活動予定
  5. DVD予約販売のお知らせ
  6. 最後に

ご挨拶

日頃より平泳ぎ本店を気にかけて頂きまして、誠にありがとうございます。

去る4月22日、平泳ぎ本店の第6回となる本公演、『SAKURA no SONO~平泳ぎ本店 special edition~』が無事に終演いたしました。

劇場へ足を運んでくださった方はもちろんのこと、観には来られずとも気にかけてくださった皆様も、誠にありがとうございました。

劇団として初めての“演劇の街”下北沢 OFF・OFFシアターでの公演を無事に終えられたことをとても嬉しく思います。

「下北沢だから」「OFF・OFFシアターだから」ということで初めて平泳ぎ本店の作品を観に来てくださった方も多くいらっしゃり、下北沢という街の演劇に対する懐の深さを日々実感していました。

この場を借りて今一度、日頃支えて下さるすべての方に、心より御礼申し上げます。

また公演後半には、超満員となり多くのお客様にご来場いただいたにも関わらずお席がご用意できなかった回もありました。
足を運んでくださったにも関わらずご観劇いただけなかった皆様、誠に申し訳ありませんでした。

平泳ぎ本店では継続して作品を発表できるよう、今後も尽力して参る所存です。
もしよろしければ、ぜひまた別の機会に劇場へ足をお運び頂ければ幸いです。

また個々の俳優陣についても、今年この先出演舞台が相次ぎます。
ぜひ、それぞれの活躍する舞台へも足をお運びください。

舞台写真(撮影:北原美喜男)

いつも北原さんが撮影してくださる舞台写真は「そう、このシーンのこの画が欲しかった」と思うものが沢山あるのが、作り手として本当に嬉しい限りです。
舞台の雰囲気を十二分に伝える写真ばかりです。
ぜひ一枚一枚ご覧ください。

 

座組のふり返り

登場人物:出演者

宍戸直輝…宍倉直門(平泳ぎ本店)

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研究所のころからずっと稽古場で「ああ、面白いな」としみじみ思い続けた彼のポテンシャルを、観客の方とこれまで以上にシェアできる作品になったのがとても嬉しかったです。
最近は映像の仕事や、先日は柿喰う客・中屋敷法仁さんの演出でかもフェスの記念公演にも出演するなど、活躍の場を広げています。

鈴村大典…鈴木大倫(平泳ぎ本店)

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団体を主宰する人間として毎公演いちばん気になるのは「この俳優の違う側面をどれだけ見られるだろうか」ということで、その点今回彼は私が知る限りおおよそ普段の、そして過去に演じたことのあるどの役とも違う役柄になりました。その振れ幅やよし。

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衣裳を探しに行った時に宍倉君と二人で送ってもらった写真ですが、この二人もかれこれ研究所で出会ってから7年は経った計算になり、時間が経ったんだな、こうやって見るとなんかいいコンビだなと思いました。

松尾健太郎…松永健資(平泳ぎ本店)

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「演出家として、自分で沢山いろんなものを持ち込んできてくれる俳優には、過剰だったら『それやめて』とか言えるんですけど、そうじゃなくて、こちらから言われないと動きが少なくなるタイプの俳優さんだとちょっと困りますね」という趣旨のことを仰っていた著名な演出家の方がいたと記憶していますが、まさにまごうことなき前者で、放っておくと稽古場に小ネタのための小道具が増えていきます。

二ノ宮新…ニノ戸新太(平泳ぎ本店)

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本番が始まってから個人的にも、スタッフさんの間でも「推しメン」となったニノです。底抜けに明るい。なんかかわいい。健気。
元のチェーホフ『桜の園』ではエピホードフにあたるキャラクターで、全部総合するとチェーホフが一番悪い。エピホードフの戯曲上の扱いが惨すぎるのだと改めて思いました。
劇中の振付も担当してくれ、「ダンサーじゃない、俳優だから」ということにこだわってつくる動きはキャッチーで、身体を動かして表現する愉しさと歓びがあります。

河島陽平…河野竜平(平泳ぎ本店)

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公演期間中に誕生日を迎え、「竜平って何歳だっけ?」と他の人に確認して彼が28歳になったと知り、そりゃみんな歳をとるぜと思いました。
台本を読んで役を分析した結果写真のような「ツーブロックでパーマ」という髪型になったものの、美容室から稽古場へ来たときには見た目のあまりのイカつさに自分で落ち込んでしょんぼりしていました。
普段は人に優しく、激昂したり怒鳴ったり人を殴ったりすることが100%ない人なので、たまに怒鳴ると迫力があるな、その髪型のまま日焼けサロンへ行けばいいのにと思って見ていました。

小田達也…小川哲也(平泳ぎ本店)

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台本のかなり初期段階の打ち合わせで美波さんから「ラストシーンは小川さんでいきたい」という話を聞いていました。数年前に出演した舞台でその佇まいにほれ込んだとの事。
宇野重吉の『桜の園について』という本の中で、「フィールスが取り残されるラストシーンで観客をぎょっとさせなければならないが、なかなかうまくいかない」という旨のことが書いてあり「そんなもんか」と思ってましたが、今回は彼が登場するとその日一番くらいドッと客席が沸くこともしばしばで、そのあとのほぼしゃべらない5分強のシーンも見るにつけ、“佇まいで語る系俳優”の面目躍如だと思いました。

小林あさひ…林麻子(劇団唐ゼミ☆)

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平泳ぎ本店の恩人こと中野敦之さん率いる劇団唐ゼミ☆の劇団員で、唐ゼミ☆さんの公演でしばしばお見掛けしていました。
唐さんの言葉に鍛えられ、バリっとしゃべるのがかっこいいのと、野外劇仕様の「噴水の中から登場しても大丈夫」というつけまつげの付け方を伝授して松本なおさんを救っていました(初日本番中につけまつげが取れてしまった)。
「ちょっと飲み物を買ってくる」と言って開演前に下北沢の街で迷子になって戻らなかった時は肝を冷やしましたが、その実よく笑う、笑ってばかりいるとても楽しい人でした。

三浦るみ…松浦みる(いいへんじ)

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劇中で使用していたトースターは彼女の私物であり、雨の中スーツケースに入れて稽古場へ持ってきてくれた時には頭が上がりませんでした(なぜ舞台上でパンを焼こうと思ったのか)。
実は現在就職活動中の大学4年生で、それを聞いて一度はオファーを取り下げようかとも思ったものの、出演してもらって大正解でした。ものすごく踊れる。力みなく視線を集められる。
打ち上げでなぜか代々木公園で夜を明かし、その足で一限に向かったとのことで、体力があるしたぶんこの先何があっても大丈夫だろうなと思いました。

余談ですが松浦さんの同期の世代がいいへんじをはじめ露と枕など活躍する団体、優秀な制作さん、スタッフさんが何人もいたり、ダメだった早稲田演劇が力を取り戻しつつある世代なので、今後の活動にも注目しています。

宍戸奈緒子…松本なお(IT企画)

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実は研究所時代の同期で、個人的にその時一番お世話になったよなと思い続けた奈緒さんです。
卒業後も折に触れて出演される舞台で元気そうな姿を目撃していましたが、舞台上でつけまつげが取れて静かにテンパっている姿を間近で見るにつけ、7年の月日を経てほんとに今回の公演にお迎えできたんだなというのであらためてしみじみしていました。
ある日の終演後、「知らないお客さんに『奈緒子さんにパリを感じた』って言われたよ!」とキャッキャしていたのがとても素敵でした。歳を重ねて魅力的になっていくタイプ。

丸井雄二…丸山雄也(平泳ぎ本店)

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「で、君はカムカムミニキーナには何年いるの?」と聞かれて返す刀で「カムカムミニキーナじゃねえよ」と、演出家の佐藤信さん(座・高円寺芸術監督)にのたまった、というのはあくまで冗談(半分は事実)ですが、客演先のカムカムミニキーナさんで培ったノウハウでもって今回も率先して稽古で必要な小道具を迅速に揃えるなど、創作の見えない部分の仕事も光る俳優です。
ときに清水宏さんというとても強烈ですごい俳優さんがいらっしゃるのですが、近年彼は自身の俳優のOSとしてその清水宏さんを搭載することに成功しつつあります

パリ野郎…松本一歩(平泳ぎ本店)

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私です。変な役でした。ヘリコプターでの登場、縄梯子片手に袖幕を振り落とすのが楽しかったです。
様々なキラー小道具にも恵まれつつ、コメディって難しいんだなというのを日々実感しながらの公演でした。
フランス語話者の役なのにアクセントが英語話者のものという痛恨のミスを犯し、第二外国語でフランス語をやっとけばよかったと悔やまれました(二外は韓国/朝鮮語でした)。

●スタッフ
舞台監督:水澤桃花(箱馬研究所)

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類まれな進行管理能力、先を読む力、並外れたスタッフ/演者とのコミュニケーション能力、記憶力、テクニカルの知識、台本の読解能力、舞台裏での立ち回りのソツのなさ、
作業の正確さ、手先の器用さ、料理の腕前、統率力、折衝力、人脈、顔の広さ、問題解決能力…挙げればきりがありませんが、言わずもがな、ものすごく優れた舞台監督さんです。
スタッフ業はもちろんのこと、出演、近年は演劇祭の運営にも携わるなど、水澤さんができないことを探す方が難しいともっぱらの評判です。
ほかでもない、「この人を連れてどこへいこう?」というのが、今や平泳ぎ本店の進路を考える上で一つの大きなモチベーションです。

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(劇中で使用したフランスパンは、水澤さんが腕をふるい、後日関係者ですべておいしくいただきました。

照明:浅見拓(劇団てんしん)

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なんやかや第1回公演からのお付き合いで、浅見さん&水澤さんあたりのスタッフワークの小気味よさは見ていて頼もしい限りです。
地灯り(舞台のベースになる明かり)をきちんとつくった上で、遊びや微細な変化を付ける明かりを精確に、それも100分の芝居で照明卓のキューを使い切るほどに無数に作り込んでくれます。
客席で見ているときはもちろん、舞台写真で見たときにもしみじみ「綺麗だな」と思う、とても素敵な照明さんです。

音響プラン:丸田裕也(文学座)
音響オペレーション:大園康司

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「音で笑いが起きるんだ!」というのが、今回の作品で改めて新鮮に驚いたことの一つです。
用意する音とその音を入れる絶妙な間合いでもって人は笑うんだなと思い、「俳優が何もしなくても笑わせられるんだ!すげえ!」と袖の中で笑い声を聞いていました
場当たりの際、目まぐるしく変わるシーンに対してその場で臨機応変に音源を作って対応してくれたり、「気が付いたらこの音が聞こえていてほしい」というような繊細なシーンにも抜群のオペレーションで合わせてくださったり、ものすごく頼れるお二方(実はお二人は大学の先輩後輩コンビ)でした。

小道具協力:辻本直樹(Nichecraft)

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小道具「協力」というのはひょんなミスで、あれもこれもと沢山つくってもらい、純粋な「小道具」でリクレジット、“大きな小道具”こと辻本さんです。
公演の時に先立って書いてくれたこちらの文章は公演関係者を奮い立たせてくれるものでした。https://note.mu/propmind/n/n0aa283601b90
小道具さんです、小道具さんですが本番前には俳優の台詞合わせにも付き合う姿が目撃されるなど、「小道具」の概念を脱構築し続けてくれる心強い辻本さんです。
「いいか、ただの小道具ならとっととキャンドゥで買って揃えろ」というのは平泳ぎ本店の合言葉です。

振付:ニノ戸新太

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先にも書きましたが「俳優のカンパニー」の平泳ぎ本店で、俳優ならではの「動けそうで動けない、ダンサーほどは踊れない、でもキュート」な動きを沢山考えて持ってきてくれます。
稽古場で、イヤホンをして鏡の前で黙々と踊る姿が年々様になっていきます。
スズキ拓朗さんのダンスカンパニー、CHAiroiPLINでの活躍や、そこで出会った仲間とのダンスカンパニーの立ち上げなど、今後の活動からも目が離せません。

舞台写真撮影:北原美喜男(後ろ姿)

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こうしたブログなどのネット、メディアで見える平泳ぎ本店のイメージ、作品世界は、殆どすべて北原さんの写真が支えてくれるものです。
俳優が本当によく見える、大好きな写真が何枚もあります。
これからも末永く平泳ぎ本店のことを撮ってもらえたらと思います。

舞台映像撮影:観劇三昧 舞台撮影所(赤羽芳昭)
第4回公演の『ボーク』からお世話になっている観劇三昧舞台撮影所の赤羽さんです。
今回の作品も映像化し、配信、DVDになります。
撮影のスキル、機材の凄さは言うに及ばず、赤羽さんが本当にすごいのは編集です。
舞台空間の中で「そうそう、演出した時私もここを見ていたしここを見てほしい」という箇所を精確に狙って切り取ってくれます。
実際の舞台になかなか足を運べない方でも、映像を通じて平泳ぎ本店に出会う素敵な機会を作ってくださる方です。

当日運営:黒田能靖
制作協力:加藤じゅんこ(ジエン社)
こちらのお二方は今回の公演に際し、公募してみたところへ応募してきてくださいました。
すこしずつ公演の規模が大きくなるにつれ、制作業務を一人で回すのがあまりにしんどくなっていたところ渡りに船というか、とにかく信じられないくらい助けていただきました(公演の直前になってもきちんと寝られる…)。
黒田さんはお会いして小一時間お話した際に「ああ、この人は(いい意味で)イカれてるぞ」と思って即お願いし、
加藤さんもまた、お話してすぐに演劇が好きなんだということがよくわかり、後に現場で話すにつけ一層物凄くよくわかり、
劇場へ入る前から公演を終えからも一つの滞りもなく、今回最大級の賛辞とお礼でもって称えたいお二人でした。

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●作
鈴木美波(PAPALUWA)
そして作家の美波さんです。お笑いがものすごく好きということはなんとなく聞き及んでおり、前に観た公演でもものすごい笑いが起きていたのでとにかく笑いに強いのだろうと思って今回お願いしました。

蓋を開けてみるとこれまでにないくらいすごい笑いの量でした。

読み合わせの時にも大概腹を抱えて、文字通り涙が出る位笑いましたが、台本通りやってきちんと客席が沸くというのは本当にすごいことです。

稽古場へ遊びに来てくださった時にはこうした台本の立ち上げのコツみたいなことも教えてもらい、「そうやってアプローチすればいいのか!」と目から鱗が落ちることもありました。

フェイクカーテンコールでandymoriの『ユートピア』を使ったのは、美波さんが好きだというエレキコミックのコントライブ(エレ片)へのオマージュです。
私が学生の時に初めて観たそのライブで、開演直前、客電が落ちていく中であの曲の音量が上がっていくのを聴きながら、コントを作り舞台で生きる人の矜持みたいなものを感じてなんでだかものすごくジーンとしたのを覚えていたからです。
思えば僕の舞台への入り口にも、高校生の頃に受験勉強そっちのけでYouTubeで漁って見たラーメンズのコントがありました(ラーメンズとエレキコミックは同じ事務所で仲が良い)。
笑いは偉大で、だから尋常じゃなく難しい。
そのことを肌で実感させてくれた、素敵な作品を書き上げてくれた美波さんに、今一度ものすごく御礼を申し上げます。

●演出
松本一歩

●協力/Special Thanks(順不同・敬称略)
鈴木美波さんのPAPALUWA
松浦みるさんのいいへんじ
松本なおさんのIT企画
林麻子さんの劇団唐ゼミ☆
立ち回りをつけてくださった一同お世話になりっぱなしの亀山ゆうみさん、
当日運営のお手伝いで来て下さった松本美菜子さん、
水澤さんの部下で搬入搬出を全力でサポートしてくれた粂川鴻太さん、
稽古場でお世話になった水天宮ピットさん、
映像の作成、宣伝、そして開演直前の俳優の待機場所としてさんざかお世話になった観劇三昧さん、
急遽フライヤーの裏面のデザインをして下さったRibitt’s worksさん、

皆様本当にありがとうございました。

今後の活動予定

≪平泳ぎ本店 次回公演≫
Dzoneフェスティバル2019
『Theatrical Power-POP』
於 神楽坂セッションハウス
2019年8月3日(土)-4日(日)
コンテンポラリーダンスの“聖地”神楽坂セッションハウスで
カラフル!ポップ!!な演劇作品をお届けします。
古今東西、古典から現代まで、演劇の宝物を一つの舞台に閉じ込める。
演劇の力ですべての人の“今”を言祝ぐ。

同じく神楽坂セッションハウスで行った昨年の『演劇的な、余りに演劇的な』シリーズの作品になります。
ご期待ください。

≪鈴木美波 PAPALUWA 次回公演≫
PAPAWUWA 7周年記念公演
『accel!!!!』
於 新宿ゴールデン街劇場
2019年5月21日(火)-26日(日)
http://papaluwa.wp.xdomain.jp/

美波さんの団体PAPALUWAの、劇団員での7周年記念公演とのことです。

≪小川哲也 次回出演≫

劇団晴天第十回本公演
『遠くまできたんだ』/『朝をつれてこい』
脚本・演出 大石晟雄
於 シアター風姿花伝
2019年5月18日(土)-26日(日)
https://g-sayten.jimdo.com/

小川哲也がこれまでにもしばしば出演している劇団晴天さんです。きっといい仕事をします。

≪ニノ戸新太 次回出演≫
舞台『文豪ストレイドッグス 三社鼎立』
脚本・御笠ノ忠次
演出・中屋敷法人
2019年7月3日(水)-10日(水)
@日本青年館ホール
※地方公演あり(岩手、福岡、愛知、大阪)
http://bungo-stage.com/

文ステです!チケットも即完売のものすごい人気だそうです。中屋敷さんの演出で日本各地でかましてほしいです。

≪ニノ戸新太 リーダー≫
令和ターキーズ第1回旗揚げ公演
『縄文時代(仮)』
令和元年11月30日(土)-12月1日(日)
@神楽坂セッションハウス
https://twitter.com/Reiwa_Turkeys?s=17

ニノ戸新太がいよいよダンスユニットを立ち上げました。神楽坂セッションハウスです。

≪松本一歩 次回出演≫
PAPALUWA第11回本公演
『アルプス(仮)』
作・演出 鈴木美波
2019年8月28日(水)-9月1日(日)
@すみだパークスタジオ倉
http://papaluwa.wp.xdomain.jp/

今年の夏は野球のお芝居で熱く過ごします。

≪林麻子 劇団唐ゼミ☆ 次回公演≫

劇団唐ゼミ☆第29回公演
唐十郎『ジョン・シルバー』シリーズ一挙上演
『ジョン・シルバー』
『続ジョン・シルバー』
『あれからのジョン・シルバー』
作 唐十郎
演出 中野敦之
2019年年 初秋
特設青テント劇場にて
http://karazemi.com/

「晴れた日に缶ビール飲みながらホースで水を掛けながら、ブラシでゴシゴシテントを洗うんです、マジで最高ですよ!」という話を劇場インターンの時に教えてくれたのが、今思えば林麻子さんの劇団唐ゼミ☆の先輩の津内口さんという方でした。
唐十郎さんのお芝居はテントで観てこそ。

≪松浦みる いいへんじ 次回公演≫
ラフトボール2019
『健康観察』
作・演出 中島梓織
出演 松浦みる
2019年8月7日(水)-11日(日)
@RAFT
https://ii-hen-ji.amebaownd.com/

下北ウェーブ2018に選出された3団体が東中野のRAFTでショーケース的な公演を行うそうです。
平泳ぎ本店がせんがわのコンクールで一緒だった、今乗りに乗っているスペース・ノット・ブランクさんもいらっしゃいます。
みるさんの一人芝居(!)とのことです。

DVD予約販売のお知らせ

公演をご覧いただいた方はもちろんのこと、遠方にお住まいの方や、
気にはなっていたものの劇場にはいらっしゃれなかった方のために、
劇場特典として実施したDVDの予約販売を、引き続き受け付けております。
『SAKURA no SONO』はもちろんのこと、過去公演のDVDもございます。
この機会にぜひご検討ください。
https://www.quartet-online.net/ticket/hiraoyogihonten_dvd

グッズの取り扱いや映像の配信など、こちらのページも参照ください。

最後に

あらためて今回の公演を通じて得た出会いや、頂いたご縁、力を貸してくださったすべての方に心から感謝します。

一つの作品の上演が、また次の別の舞台へ足を運ぶきっかけになれば、演劇に携わる者としてこんなにうれしいことはありません。

今回の公演に関わってくださったすべての方の益々のご活躍とご清栄を心よりお祈りしています。

平泳ぎ本店としても、より射程の長い作品をつくれるよう、深く丁寧な創作を重ねていきたいと考えています。

どうぞ今後とも、平泳ぎ本店をよろしくお願いいたします。

平泳ぎ本店 主宰
松本一歩

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今回の出演者一同です。役から遠く離れて、

●「夢は一人で見るものでなく、」
平泳ぎ本店では一緒になって演劇について考え、わくわくしてくれる人をいつも心から求めています。
「演劇が好き」という気持ちを大切に、想像以上に真摯に丁寧な作品づくりをしています。
この先も作品をつくり続けていくために、あと少しの人手が必要です(制作、演出、ドラマトゥルク…)。
もし何かピンとくるものがあれば、いつでもどなたでもご連絡をお待ちしています。

TEL:090-4099-2941
Mail:hiraoyogihonten@gmail.com

●なんで「平泳ぎ」「本店」?
・競泳4種目の中で最もスピードが遅い(資本主義経済にもとる非効率的な営み≒演劇)
・水の抵抗を減らし、無駄を削ぎ落とすように身体をコントロールすることでより速く泳ぐことを目指す「技術」の泳法である
・技術を極めれば形態的に不利な日本人でも北島康介選手の様に世界で戦える
・その気になれば航続距離がきわめて長い(演劇界を長く遠くまで泳ぎたい)
・紀伊國屋書店新宿「本店」並みの「大体揃う」ラインナップを目指す(俳優、技芸、扱う作品等)

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