去るお盆休み最終日、16日に2回目の読み合わせを行いました。
お気づきでしょうか?
そうなんです。
同じような写真ばっかし!
大して面白い写真がないんです。
基本的には座って読んでるだけですからね。
と、言いつつも。
この日は宣伝美術の荒船さん(上・奥)と小道具協力のNichecraftの辻本さん(下・手前)に稽古場に来ていただきました。
お二方とも平泳ぎ本店の面々とはこの日が初対面だったので、緊張感で読み合わせも少しピリッとしたんではないでしょうか。
河野君が「俺人見知りだから緊張すんだよ…」みたいなことを言ってました。
はい。
それはさておき、特にNichecraftの辻本さんはほんとに全く面識がなかったのですが、今回ほとんど得体の知れない我々からのオファーを快く受けて下さいました。
Nichecraftの辻本さんについての詳しくは、こちらをご覧ください。
GALLERYを覗くと、おもしろく、凝った、手の込んだ小道具の数々が並んでいます。
その中の「右腕が象」という作品を見たときに「こんな小道具を作ってくれる人がいるのか!」と感銘を受けて、今回とある小道具の製作をお願いしました。
乞うご期待です。
宣伝美術の荒船さんは平泳ぎ本店のチラシのデザインをして下さっています。
「仮チラシの段階から少しずつデザインを変えつつ足しつつ、本チラシまでマイナーチェンジを繰り返してデザインをマッシュアップしていきたい!」という主宰のわがままを笑顔で聞いてくれます。
平泳ぎ本店はチラシにもこだわりがあります。
限られた予算の中で作るチラシだから、なるべく無駄を減らして費用対効果を上げたい。
ということで、チラシの折り込み先ごとに微妙にデザインや情報を変えています。
たとえば小川くんが出演する舞台に折り込むときには「小川哲也が今度出る舞台」というのが分かるように、卒業した養成所の発表会に折り込むときには「ここの卒業生が出演・演出する作品」というのが、手に取ってくれた人に分かるように。
小川哲也出演舞台Ver.
発表会Ver.
辻本さんVer.
主宰出演舞台Ver.
上から時系列なのですが微妙に変わっていってるのが分かるでしょうか?
他にも、出演者が手渡しで配る場合には名刺代わりになるような「福留フィーチャーVer.」や「河野フィーチャーVer.」も荒船さんが用意してくれます。
どんどんマイナーチェンジを繰り返して、洗練して、マッシュアップして、トゥーマッチにして、本チラシはもちろん当日配布するパンフレットで一連のデザインが完結する。
といった算段です。
とカッコをつけても、ラーメンズの小林賢太郎さんのチラシ作りのコンセプトをどこか読んで憧れた、言ってみればただのわがままなのですが、毎回荒船さんが力作を上げてくれます。
是非お手に取られた際はまじまじ眺めてみてください。
そして劇場に足を運んで頂ければと思います。
この日の稽古終わりに演出家から配役も発表され、次にみんな集まるのは稽古開始の10月です。
それぞれの現場を経て、一回りたくましくなって集まれればいいと思います。
平泳ぎ本店 11月公演
“The Dishwashers”
9月10日(木)12時より予約受付開始!!
詳細は近日発表です。
乞うご期待。
松本